医療レーザー脱毛の種類を比較!機器によって効果は違う?

2021/03/19
2021/07/29
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医療脱毛で使用される医療レーザー脱毛機器の種類とは?それぞれの特徴や脱毛効果の違いを調査!

医療脱毛クリニックで導入されている医療レーザー脱毛機器には様々な種類がありますが、誰に対しても絶対的な効果がある機器はありません。
肌質や毛質によって、脱毛施術に適切な機器は変わるためです。

レーザー脱毛機器にはどのような種類があるのか、どのような場面で用いられるのかを解説します。

医療レーザー脱毛機器にはどんな種類がある?

医療脱毛クリニックで使用されている医療レーザー脱毛機器にはいくつか種類があります。
現在、医療脱毛で主流となっているレーザーはアレキサンドライトレーザーダイオードレーザーヤグレーザーの3種類ですが、クリニックによって導入している機器が異なります。

各レーザーの大きな違いは波長の長さです。肌の浅い部分に照射するときは波長の短いレーザーを使い、肌の深い部分に照射するときは波長の長いレーザーを使います。

アレキサンド
ライトレーザー
ダイオードレーザー ヤグレーザー
波長の長さ 755nm 800~940nm 1064nm
特徴 ・波長が短く、肌の浅い部分に照射する
・メラニン色素に反応しやすい
・波長の範囲が広い
・照射方法には、熱破壊式と蓄熱式の2種類がある
・波長が長く、根深い体毛にも照射可能
・メラニン色素に反応しにくい
機器 ジェントルレーズ ライトシェアデュエット
ベクタス
メディオスター
ソプラノアイス・プラチナム
ジェントルヤグ

それぞれのレーザーの特徴を解説していきます。

アレキサンドライトレーザー

アレキサンドライトレーザーの波長は、医療脱毛で使用されているレーザーの中では一番短い755nmです。

アレキサンドライトレーザーは、メラニン色素への吸収に優れているという特徴があり、皮膚の浅い部分に弱い出力で照射しても毛母細胞と毛乳頭を破壊することができます。

しかし、メラニン色素が薄い産毛にはレーザーが反応しにくいです。
また、色黒の人の施術に使用してしまうと肌のメラニン要素にもレーザーが反応してしまい、火傷を引き起こす危険性があります。
そのため、日焼け肌や色素沈着がある場合には使いにくいでしょう。

ダイオードレーザー

ダイオードレーザーの波長は、800~940nm程度です。

レーザーを照射する肌の深さやメラニン色素への反応しやすさは、アレキサンドライトレーザーとヤグレーザーの中間程度とされています。
そのため、アレキサンドライトレーザーよりも産毛への照射がしやすいレーザーです。

しかし、肌の奥深くから生えている濃い毛や太い毛にはレーザーが届きにくい可能性があります。

また、ダイオードレーザーは、熱破壊式と蓄熱式のどちらの脱毛方式でも使用されています。

ヤグレーザー

ヤグレーザーの波長は、医療脱毛で使用されているレーザーの中では一番長い1064nmです。

肌の深くまで照射できるため根深い毛の施術に使用することができます。
また、ヤグレーザーはメラニン色素に反応しにくい性質を持っているため、色黒の人や日焼け肌にも照射することが可能です。

しかし、ヤグレーザーは肌の奥までレーザーが届くために、照射時の痛みを感じやすいという特徴があります。


波長の違いだけでなく製造会社などによっても、細かな違いはあります。
しかし、現在米国FDA※から正式な認可を受けて多くのクリニックで導入されているのは、アレキサンドライトレーザーとダイオードレーザーです。

※Food and Drug Administration:米国食品医薬品局
日本の厚生労働省に該当する機関

熱破壊式と蓄熱式の照射方法の違いを解説

医療脱毛で用いられるレーザーの照射方法には、熱破壊式蓄熱式の2種類があります。
熱破壊式と蓄熱式の違いは、レーザーを照射する出力と、レーザーを照射するターゲットのふたつです。

熱破壊式は、高い出力のレーザーを毛母細胞と毛乳頭に照射することで発毛組織を破壊するのに対し、 蓄熱式は、低い出力のレーザーをバルジ領域に当てることで、じわじわを熱を加えてバルジ領域を破壊します。

  • 毛母細胞:毛のもととなる細胞
  • 毛乳頭:毛母細胞に栄養を送る部分
  • バルジ領域:発毛を促す器官

医療レーザー脱毛機器の種類と特徴を紹介

医療脱毛クリニックで多く使用されている脱毛機器の特徴をそれぞれ紹介します。

ジェントルレーズ

レーザーの種類 アレキサンドライトレーザー
冷却機能 あり
照射口の大きさ 直径6~24mm
照射時のジェルの塗布 不要
照射方法 熱破壊式
導入クリニック レジーナクリニック
アリシアクリニック
湘南美容クリニック など

ジェントルレーズは、日本で初めて薬事承認を取得した、アレキサンドライトレーザーを使用した脱毛機器です。
ジェントルレーズプロという新機種もあります。

レーザーの照射時間を調節できる機能が搭載されているため、肌質や毛質に合わせた設定で施術が可能です。

ジェントルレーズについて詳しく解説した記事はこちら。

ジェントルレーズの
脱毛効果を調査!特徴を解説

ジェントルヤグ

引用元:リゼクリニック

レーザーの種類 ヤグレーザー
冷却機能 あり
照射口の大きさ 直径6~24mm
照射時のジェルの塗布 不要
照射方法 熱破壊式
導入クリニック リゼクリニック

ジェントルヤグは、波長が長く皮膚の深くまで熱を与えられるため、太く濃い毛にも使用することができます。
また色黒の人や色素沈着がある場合にも照射可能です。

新機種のジェントルヤグプロを導入しているクリニックもあります。

ジェントルヤグについて詳しく解説した記事はこちら。

ジェントルヤグレーザーの
脱毛効果と特徴とは?

ベクタス

レーザーの種類 ダイオードレーザー
冷却機能 あり
照射口の大きさ 23×32mm, 12×12mm
照射時のジェルの塗布 不要
照射方法 熱破壊式
導入クリニック ルシアクリニック
ミセルクリニック など

ベクタスは、照射面積が広いことが特徴です。

メラニンチェッカーで肌や毛のメラニン量を測定し、その数値に合わせてレーザーの出力を調整できる脱毛機器です。

ベクタスについて詳しく解説した記事はこちら。

ベクタスはどのような脱毛効果がある?
痛みがあるかも調査!

ライトシェアデュエット

引用元:リゼクリニック

レーザーの種類 ダイオードレーザー
冷却機能 ハンドピース①:あり
ハンドピース②:なし、肌を吸引しながら照射
照射口の大きさ ハンドピース①:9×9mm
ハンドピース②:22×35mm
照射時のジェルの塗布 ハンドピース①:必要
ハンドピース②:不要
照射方法 熱破壊式
導入クリニック リゼクリニック
アリシアクリニック など

ライトシェアデュエットは、特徴が異なる2種類のハンドピースを使用して照射を行います。

照射面積が大きいほうのハンドピースでは、照射部位を吸引しながら照射することで、レーザーが皮膚に含まれるメラニン色素に反応するのを防ぎ、痛みを感じにくくすることができます。

ライトシェアデュエットについて詳しく解説した記事はこちら。

産毛も脱毛施術できる?
ライトシェアデュエットの効果とは

メディオスターNeXT PRO

レーザーの種類 ダイオードレーザー
冷却機能 あり
照射口の大きさ 10x14mm, 10x30mm, 24x38mm
照射時のジェルの塗布 必要
照射方法 蓄熱式
導入クリニック リゼクリニック
フレイアクリニック など

メディオスターNeXT PROは、3種類のハンドピースを使用することができます。

2種類の波長を組み合わせてレーザーを照射するシステムのため、照射ターゲットにできる毛の対象が幅広いという特徴があります。

メディオスターNeXT PROについて詳しく解説した記事はこちら。

メディオスターNeXT PROの
脱毛効果や特徴とは?

ソプラノアイス・プラチナム

引用元:Alma Lasers

レーザーの種類 アレキサンドライトレーザー・ダイオードレーザー・ヤグレーザー
冷却機能 あり
照射口の大きさ 2cm²
ソプラノ・チタニウムは4cm²
照射時のジェルの塗布 必要
照射方法 蓄熱式
導入クリニック レジーナクリニック
アリシアクリニック
GLOWクリニック など

ソプラノアイス・プラチナムは、3種類の波長を組み合わせてレーザーを照射します。
照射エネルギーを画面で確認できるため、熱の与えすぎを防ぐことができます。

ソプラノシリーズは、新機種のソプラノ・チタニウムを導入しているクリニックもあります。

ソプラノアイス・プラチナムについて詳しく解説した記事はこちら。

ソプラノアイス・プラチナムは
どのくらい効果がある?

それぞれの脱毛機器をまとめると、以下のようになります。

脱毛機器 レーザーの種類 導入クリニック
ジェントルレーズ アレキサンドライトレーザー レジーナクリニック
アリシアクリニック
湘南美容クリニック など
ジェントルヤグ ヤグレーザー リゼクリニック
ベクタス ダイオードレーザー ルシアクリニック
ミセルクリニック など
ライトシェアデュエット ダイオードレーザー リゼクリニック
アリシアクリニック など
メディオスターNeXT PRO ダイオードレーザー リゼクリニック
フレイアクリニック など
ソプラノアイス・プラチナム アレキサンドライトレーザー
ダイオードレーザー
ヤグレーザー
レジーナクリニック
アリシアクリニック
GLOWクリニック など
医療レーザー脱毛機器の特徴を
理解してクリニックを選ぼう
医療レーザー脱毛機器は日本国内において、さまざまな機種が採用されており、それぞれの機種に特徴やメリット・デメリットがあります。
自分が特に気になる施術部位や痛みの感じ方、肌質などをもとに、その医療レーザー脱毛機器を扱っている医療脱毛クリニックを選ぶとよいでしょう。

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