医療脱毛とエステ脱毛の違いや脱毛方法の仕組みを解説!

2021/04/26
2021/06/21
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永久脱毛ができるのは?医療脱毛とエステ脱毛の違い

医療行為である医療脱毛と美容目的のエステ脱毛の大きな違いは、毛根の発毛組織に対する効果です。

医療脱毛では発毛組織を破壊するため永久脱毛が期待できますが、エステ脱毛では発毛組織にダメージを与えることしかできないため一時的な減毛効果しかなく、永久脱毛はできません。

この記事では、医療脱毛とエステ脱毛の仕組みと違いを解説します。

医療脱毛とエステ脱毛の違いを一覧でチェック

医療脱毛とエステ脱毛は、期待される効果脱毛施術者の資格の有無脱毛コースの施術回数などが異なります。

医療脱毛 エステ脱毛
期待される効果 発毛組織を破壊する(永久脱毛) 発毛組織にダメージを与える(一時的な減毛)
脱毛施術者(資格) 看護師または医師(国家資格所持者) エステティシャン(資格なし)
脱毛方法 レーザー脱毛(医療行為。照射出力は強い) 光脱毛(医療行為ではない。照射出力は弱い)
脱毛コースの施術回数 少ない 多い
1回あたりの施術費用 高い 低い
脱毛コースの施術回数 少ない 多い
脱毛施術による肌トラブル時の店舗対応 医師による診察や薬の処方 対応できない
医療脱毛の特徴

医療脱毛は医療行為のため、医師・看護師のような医療資格保有者しか施術することができません。

その代わり、エステ脱毛よりも高出力のレーザーを扱うことができるため、毛母細胞などの発毛組織を破壊したり、脱毛コースの施術回数も少なく収めたりすることができます。

エステ脱毛の特徴

反対に、エステ脱毛は医療行為ではないので、脱毛施術に資格は不要です。

医療脱毛のような高い照射出力で施術をすることができないため、発毛組織にはダメージを与えることしかできず、脱毛コースの施術回数も多くなる傾向があります。

肌トラブルの可能性は?

また、医療脱毛とエステ脱毛にはどちらにもやけどや炎症などの肌トラブルは起こりえます
エステ脱毛の照射出力は医療脱毛より弱いから安全ということはありません。

脱毛施術によって肌トラブルが生じた際、医療脱毛であれば常駐医師の診察や薬の処方を受けることができます。

エステ脱毛の場合、店舗では何もできないという特徴がありますが、そのエステが提携している医療機関があれば紹介を受けることができます。

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脱毛施術時の痛みについて

医療脱毛とエステ脱毛どちらの施術が痛いかは一概に言えません。
痛みの強さは、施術を受ける人の肌質や毛質、使用する脱毛機器などによって変わるためです。

ただ、医療脱毛はエステ脱毛より高出力のレーザーを扱うため、エステ脱毛よりも痛みを感じやすいといわれています。

レーザー脱毛と光脱毛の違いは?仕組みを解説

医療脱毛(レーザー脱毛)とエステ脱毛(光脱毛)どちらも、脱毛方法の原理に違いはありません

メラニン(毛の黒い部分)をターゲットに光を吸収させると、光エネルギーが熱エネルギーに変化し、毛母細胞や毛乳頭に含まれるタンパク質が熱変性を起こすことで脱毛や減毛を促します。

レーザー脱毛と光脱毛の違いは、使用するレーザーや光の波長と照射するパワーの強さです。

波長が長いと、レーザーや光が皮膚の奥まで届く性質があります。そのため、波長によってレーザーや光が反応しやすい毛が異なります。

医療脱毛の仕組み

医療脱毛(レーザー脱毛)は、アレキサンドライトレーザーダイオードレーザーYAGレーザーという3種類いずれかのレーザーを用いた脱毛機器を使用します。

それぞれのレーザーの波長はアレキサンドライトレーザーが755nm、ダイオードレーザーは機械によって異なりますが800~910nm、ヤグレーザーは1064nmとなります。

3種類のレーザーはそれぞれ波長が異なるため、どのような毛質や肌質に適しているかなどの特徴が異なります。
レーザー脱毛として3種類のレーザーが共通している点は、単一の波長のレーザーを高い出力で照射するということです。

レーザー脱毛は単一の波長でレーザーをメラニンに向けて照射し、毛母細胞や毛乳頭を破壊します。

医療脱毛で使用されるレーザーや脱毛機器については、こちらの記事で詳しく解説しています。

医療レーザー脱毛の種類を比較!
機器によって効果は違う?

エステ脱毛の仕組み

エステ脱毛(光脱毛)は、500~1200nmという広く様々な波長で光を照射し、毛母細胞や毛乳頭にダメージを与えていく方法です。

レーザー脱毛とは異なり単一の波長では無いため、エステ脱毛で照射する光は分散されます。

毛母細胞や毛乳頭を破壊するレベルの強いパワーの光を照射することは、医療行為とされているため、あくまでエステ脱毛で行えるのは毛母細胞を破壊しないレベルの除毛や減毛という形になります。

永久脱毛と認められているのは医療脱毛のみ!

日本国内での永久脱毛の定義は、アメリカの公的機関であるAEA(米国電気脱毛協会)と、FDA(アメリカ食品医薬品局…日本の厚生労働省にあたる機関) の以下の定義を用いて判断されています。

  • 最後の脱毛から1ヶ月後に毛の再生率が20%以下
  • 3回の脱毛後、6ヶ月経過した段階で脱毛前より67%以上減っていること

上記の基準から、FDAで認可がおりたレーザー脱毛機器による、医療脱毛のみが「永久脱毛」と扱われています。

エステ脱毛の定義は「除毛・減毛を目的に皮膚に負担を与えず毛の幹細胞を破壊しない範囲で、エステティックサロンで行なわれる光脱毛をいう。」とされているため、医療脱毛のように永久脱毛効果はありませんが、除毛や減毛は可能です。

医療脱毛とエステ脱毛は
毛根の発毛組織に対する効果が違う
医療脱毛は医療行為のため、高出力のレーザーを用いて毛根の毛母細胞を破壊することにより永久脱毛が期待できます。
エステ脱毛では高い出力での照射を行うことができないため、施術回数が多く必要になる一方、施術1回あたりの費用は低くなるという傾向があります。
医療脱毛とエステ脱毛で悩んでいる場合は、それぞれの特徴をよく理解したうえで検討することが大切です。
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